韓国の西の海上の軍事境界線、NLL＝北方限界線付近で韓国海軍の哨戒艦が北韓の攻撃で沈没した事件からちょうど10年となるのに合わせて27日、大田の国立墓地で追悼式が行われました。
式典には文在寅（ムン・ジェイン）大統領が就任後初めて出席し演説しました。
この中で、文大統領は、「ことし初めて国防予算を50兆ウォンまで増やし、世界第6位の軍事強国に躍り出た」と述べました。
そのうえで「おととし南北間の軍事合意で、西の海の軍事境界線、NLL＝北方限界線付近での敵対的な軍事行動を中止することにした」と強調しました。
今回の式典は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、これまでより規模を縮小して行われました。