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韓半島

米国務長官の発言を批判「対話の意欲失った」 北韓外務省

Write: 2020-03-31 10:51:15Update: 2020-03-31 14:40:26

米国務長官の発言を批判「対話の意欲失った」 北韓外務省

Photo : YONHAP News

北韓は30日、新しく就任した外務省の対米交渉局長の名義で発表した談話で、アメリカのポンペイオ国務長官の北韓に関する発言を「妄言」だと批判し、アメリカと対話を続ける意欲を失ったと明らかにしました。
この談話は朝鮮中央通信が報じたもので、25日に開かれたG7=主要7か国の外相によるテレビ会議の後に行われた記者会見で、ポンペイオ長官が述べた内容が、北韓への制裁圧力だと主張しています。
談話では、「トランプ大統領はわれわれに親書を送り、緊密に連絡を取ることを強く求める一方で、ポンペイオ国務長官はわれわれを批判し、大統領の意志を無視している」と指摘しました。
ポンペイオ長官は、このときの記者会見で、「北韓の違法な核と弾道ミサイルの開発に対応し、外交的・経済的圧力を加えることに専念すべきだ」と述べ、あわせて北韓に対して非核化交渉に復帰することを求めました。
一方、北韓が談話を通じて米朝対話の再開の可能性を否定したものの、対米交渉局長個人の論評であることを強調する表現などが使われているため、これが北韓の意志であるとみるのは難しいとの見方が出ています。
また、談話を発表した外務省の「対米交渉局長」という肩書は、今回初めて公開されたもので、対米交渉を担当する新たな部署が新設されたものとみられます。

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