韓国銀行がアメリカFRB=連邦準備制度理事会と締結した通貨スワップ協定で調達できる600億ドルのうち、87億2000万ドルが4月2日に市中銀行に供給されます。
韓国銀行とアメリカのFRBは今月19日、600億ドルの通貨スワップ協定を締結しています。
韓国銀行は31日、 韓国銀行の電子入札システムを通じて国内の市中銀行を対象に外貨貸付入札を行った結果、87億2000万ドルが落札しました。
この日の入札には16の金融機関が79億2000万ドルを応札し、全額落札しました。平均落札金利は0.9080%、最低落札金利は0.3510%でした。
当初、韓国銀行は来月合わせて120億ドルを供給する計画でしたが、今回の応札規模は計画を下回り、87億2000ドルにとどまりました。
これは国内の外貨の流動性が改善したためとみられると、韓国銀行の関係者は説明しています。
韓国銀行は国内の外貨資金事情を考慮して、追加の入札規模や時期を決めることにしています。
★2021年1月14日修正