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文化

ペク・ヒナの絵本「ふわふわくもパン」、児童文学の「ノーベル賞」受賞

Write: 2020-04-01 10:04:04Update: 2020-04-01 11:31:22

ペク・ヒナの絵本「ふわふわくもパン」、児童文学の「ノーベル賞」受賞

Photo : YONHAP News

絵本作家ペク・ヒナの作品「ふわふわくもパン」が児童文学界のノーベル賞ともいわれる「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」を受賞しました。
ドイツのDPA通信が現地時間の3月31日に伝えたところによりますと、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞の審査委員長は、ペク・ヒナの絵本について「孤独と連帯に関するストーリーだ」とし、「感覚的で鋭い」と評価したということです。
アストリッド・リンドグレーン記念文学賞は、スウェーデン政府が「長くつ下のピッピ」の作家として知られるアストリッド・リンドグレーンを記念して2002年に設けたもので、賞金は50万ドル、韓国ウォンで6億1200万ウォンあまりとなっています。
ことしは67の国と地域から240人の作品が候補に上がりました。
ペク・ヒナは、13冊の絵本を出版しており、「ふわふわくもパン」は10か国で翻訳されています。
「ふわふわくもパン」は、テレビシリーズやミュージカルとしても制作されましたが、著作者が著作物の権利を他者に引き渡す「著作権譲渡契約」を出版社と結んでいたため、著作権料と支援金としておよそ2000万ウォンが支払われていたことが明らかになり、不公正な契約だとして議論を呼んでいました。
1971年生まれのペク・ヒナは、梨花女子大学で教育工学を専攻し、2005年にボローニャ国際児童図書展でことしのイラストレーターに選ばれたほか、2013年には韓国出版文学賞を受賞しています。

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