韓国では新型コロナウイルスの感染者が１日午前0時の時点で、101人増えて9887人なりました。
中央防疫対策本部によりますと、これまでの感染者9887人のうち165人が亡くなった一方、完治して隔離が解除された人は5567人となりました。
新規感染者がもっとも多かったソウルでは、キリスト教系新興宗教団体の「万民中央教会」での集団感染や海外からの流入などを含め、24人の感染が確認されました。
2番目に多かった京畿道では、23人の感染が新たに確認されました。
京畿道では先月31日に議政府（ウィジョンブ）市の聖母病院で新たに8人が感染し、この病院では現時点で合わせて10人の感染が確認されました。
仁川で新たに感染が確認された5人を合わせると、首都圏での新規感染者は52人となり、新たな感染者の半数近くは、首都圏で発生したことになります。
また、国内の感染者9887人のうち、560人は海外からの渡航者であることが分かりました。
空港の検疫で感染で確認された感染者は、1日午前0時の時点で7人増えて224人となりました。
海外からの流入が増えているのを受け、政府は、4月1日午前０時から韓国に入国する渡航者全員に2週間の自己隔離を義務付けました。
この規定を守らない場合、1年以下の懲役または1000万ウォン以下の罰金が科せられ、外国人の場合は出入国管理法に基づき、強制退去または入国を拒否することができます。