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社会

季節管理措置によりPM2.5が去年に比べ27%減少 

Write: 2020-04-01 15:13:23Update: 2020-04-01 18:29:30

Photo : YONHAP News

ごく微小な大気汚染物質PM2.5の数値が悪化したため、発生を抑える非常低減措置が連日発令されていた去年の春とは異なり、ことしの春はPM2.5の平均濃度が、去年に比べて27%程度減少したことが分かりました。
PM2.5が減少した背景として、政府は去年12月からことし3月まで施行したPM2.5の季節管理措置を挙げています。
PM2.5の季節管理措置とは、PM2.5の濃度が高い12月1日から翌年の3月末までの4か月間、最大28基の石炭火力発電所の稼働を中断し、排出量のもっとも多い「排出ガス5等級車」の運行を制限するなど、PM2.5を抑えるための厳しい排出低減措置を指します。
PM2.5の季節管理措置が施行された去年12月からことし3月まで、国内のPM2.5の平均濃度は1立方メートル当たり24マイクログラムとなり、去年の同じ時期の1立方メートル当たり33マイクログラムよりも27%減少しました。
また、同じ期間、PM2.5が1立方メートル当たり51マイクログラムを超えた日数も2日で、前の年の18日よりも大幅に減りました。
政府のまとめによりますと、PM2.5の季節管理措置を施行したことで、発電所はおよそ39%、工場ではおよそ30%排出量が減少したということです。
また、新型コロナウイルスの影響で中国の工場稼働率が低下し、この期間の中国の平均濃度が11%程度減少したことも、PM2.5 の減少に影響したとしています。

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