今月15日に行われる総選挙の政党に投票する準連動型比例代表制で、野党「未来統合党」の衛星政党「未来韓国党」を支持すると答えた人が、与党「共に民主党」が参加する比例政党「共に市民党」を上回ったことがわりました。
世論調査会社「リアルメーター」が、先月30日から今月1日まで有権者1514人を対象に比例代表選挙で支持する政党を聞いたところ、「未来韓国党」に投票すると答えた人は、先週より2.3ポイント下落した25.1%でした。
一方、「共に市民党」に投票すると答えた人は、先週より9.0ポイント下落した20.8%を記録しました。
総選挙を前に行れた比例代表選挙に関する世論調査で、野党が1位になったのは今回が初めてです。
このような結果について、「未来統合党」支持者が比例代表選挙で「未来韓国党」に集結した反面、「共に民主党」支持層は「共に市民党」と別の左派政党である「開かれた民主党」などに分散したことによるものと見られています。
ただ、政党に対する支持度では「共に民主党」が43.0%で圧倒的な1位を記録し、「未来統合党」28.2%、「正義党」4.9%、「国民の党」4.3%、「民生党」2.5%の順となっていました。