教育庁は2日、全国の高校で行われる「全国連合学力評価」テストをさらに延期し、24日に行うことにしたと発表しました。
全国連合学力評価は、日本の大学入試センター試験にあたる大学修学能力試験の模擬テストで、 ことし初めての全国連合学力評価は、当初、先月12日に行われる予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大によって、全国の高校が休校になっていることを受け、何度か延期されていました。
試験当日には、高校3年生を学校に登校させるとしていて、登校を望まない生徒には、代わりに教育ブログラムを行うようにするということです。
教育庁は「生徒同士、一定の距離を取らせるなど、新型コロナウイルスの学校対応マニュアルに基づいて、テストを行う方針だ」としたうえで、「授業開始の延期が続くことで、高まっている生徒や保護者の不安を解消し、日常の安定を確保するために取り組んでいる学校を後押しするため、生徒に、登校してテストを受けてもらうように決めた」と説明しました。