政府は5日、今月20日から小学1、2年生を対象に教育放送「EBS」を通じた遠隔授業を行うと発表しました。
新型コロナウイルスの感染拡大が続いているのを受け、韓国の小中学校と高校では、生徒を登校させず、4月9日からオンライン授業を順次行うことになりましたが、小学1、2年生の場合、パソコンやスマート機器で40分の授業を行うのは難しいとする指摘が出ていました。
これを受け、教育部は小学1、2年生は教育放送「EBS」を通して授業を受けられるようにしたほか、各学校で放送を見ながら活用できる教材パックを生徒たちの自宅に送ると発表しました。
出席は、担任の先生が保護者と開設したサイトにコメントを残したり、携帯でメールを送る方式で行われるということです。
兪銀恵（ユ・ウネ）教育部長官は、「生徒たちの発達段階に合わせて、様々な教育活動を選べるようにする」としました。

★2020年５月12日修正