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経済

「新興国市場が69年ぶりにマイナス成長」 米紙WSJ

Write: 2020-04-06 14:10:46

「新興国市場が69年ぶりにマイナス成長」 米紙WSJ

Photo : YONHAP News

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響で、これまで経済成長が著しかった新興国市場・エマージングマーケットのことしの経済成長率が69年ぶりにマイナスになるという見通しが示されました。
アメリカの「ウォールストリートジャーナル」が5日、イギリスの経済調査会社「キャピタル・エコノミクス」などの資料をもとにまとめたところによりますと、エマージングマーケットはことし、マイナス成長となる見通しだということです。
エマージングマーケットでのマイナス成長は、信頼できる集計が始まった1951年以来初めてとなります。
なかでも「キャピタル・エコノミクス」は、エマージングマーケットのことしの経済成長率の見通しをマイナス1.7%としました。
国別には、メキシコがマイナス6%、韓国と中国がそれぞれマイナス3%、トルコがマイナス2%、ロシアがマイナス1.5%などとなる見通しだということです。
「ウォールストリートジャーナル」は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大がエマージングマーケットに与える衝撃は、1980年代のラテンアメリカの債務危機、1990年代のアジア通貨危機、2008年の世界金融危機より深刻になる可能性があるとみています。


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