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政治

韓国政府 自宅待機者にGPS腕輪着用させる案を検討

Write: 2020-04-07 15:15:44Update: 2020-04-07 18:50:28

Photo : YONHAP News

韓国政府は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、入国者に対して2週間の自宅待機を要請していますが、待機場所から離れる事例が相次いでいることから、GPS機能で位置を確認できる腕輪を装着させることを検討しています。
韓国では6日午後6時の時点で、4万6566人が自宅待機中ですが、待機措置を守らず、外出したため、感染症予防法などを違反したとして法的手続きを受けている人が75人に上り、このうち6人が起訴されています。
丁世均(チョン・セギュン)国務総理は7日、関係閣僚会議を開き、自宅待機が求められている人にGPS付き腕輪を着用させる案を検討することにしています。
中央事故収集本部は7日の定例の会見で、「ほとんどの国民が自宅待機を守ってくれているが、一部の人は待機場所を離れて、外出している。政府としてはこれを防ぐための多様な方策を検討せざるを得ない」と説明しました。
GPS付き腕輪の着用については、「犯罪者でもない一般の国民に腕輪を着用させ、国が個人の動きを監視するのは人権侵害だ」という声が出ていますが、政府は、本人の同意を得て実施するため問題はないとみています。
ただ本人が同意しない場合、強制することはできないため、根本的な対策にはならないという指摘も出ています。
政府は検討後、中央災害安全本部の会議で最終的に決定する方針です。

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