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社会

慰安婦被害者 支援団体を批判、水曜集会の廃止主張

Write: 2020-05-08 12:02:02Update: 2020-05-11 19:05:00

慰安婦被害者 支援団体を批判、水曜集会の廃止主張

Photo : YONHAP News

旧日本軍の慰安婦被害者、李容洙(イ・ヨンス)さんは7日、ソウルの日本大使館前で慰安婦問題の解決を求める定例の「水曜集会」を批判し、「なくすべきだ」と主張しました。
李容洙さんは7日、記者会見し、「水曜集会をなくすべきだ。慰安婦問題の解決に何も役立たない。集会に参加した学生が出した募金はどこに使われたか分からない」と批判しました。
そのうえで、「来週からは水曜集会に参加しない。学生らが集会に貴重なお金と時間をかけているが、集会は憎悪と傷だけを教えている。正しい歴史教育を受けた韓国と日本の若者が親しくなり、対話をしてこそ問題を解決できる」と主張しました。
また、「水曜集会」を開いている市民団体「正義記憶連帯」、旧韓国挺身隊問題対策協議会に利用されたとも主張し、「募金・基金などが集まれば被害者のために使うべきだが、被害者のために使ったことがない」と主張しました。
李さんは、慰安婦問題の解決に向け、水曜集会に参加するなど活発な活動を行ってきています。
水曜集会は、1992年1月8日、当時の日本の宮沢喜一首相の韓国訪問を機に始まり、毎週水曜日に開催されてきました。
一方、先月の総選挙で、与党「共に民主党」の比例政党「共に市民党」の比例代表で当選した「正義記憶連帯」の尹美香(ユン・ミヒャン)前理事長は8日、「正義記憶連帯の活動や会計は徹底的に管理され、監査を受け、報告するプロセスを経ている」と述べ、寄付金が被害者に渡っていないとする李さんの主張に反論しました。

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