世界から注目されている「韓流」を政府として支援するための組織が初めて設置されることになりました。
文化体育観光部が22日に明らかにしたところによりますと、関係官庁の間の調整を図り、韓流政策を取りまとめるためにことし2月に発足した「韓流協力委員会」は12日、1回目の実務委員会を開き、文化体育観光部に「韓流支援協力課」を新設することを決めました。
新設が決まった「韓流支援協力課」は、政府官庁に初めて設置される正式の組織です。
これまで韓流企画チームなどが設置されたことはありますが、タスクフォース（TF）などの形を取った非公式の組織でした。
「韓流支援協力課」は、来月2日の閣議決定を経て6月中に発足する見通しで、民間が主導する韓流に対する政府の支援を調整し、関連産業の成長の促進を図るうえで実務を担うものとみられています。
文化体育観光部の関係者は、「新型コロナウイルスの流行が収まれば、まずスポーツと文化芸術を中心に活動を始めることになる」と説明しています。