韓国の新型コロナウイルスの感染者は、22日午前０時の時点で、前の日より20人増えて、１万1142人となりました。
中央防疫対策本部によりますと、新たに感染が確認された20人のうち11人は国内で感染した人で、残りの9人は海外での感染に関連しているということです。
ソウル梨泰院（イテウォン）のナイトクラブでの集団感染が見つかって以降、新たな感染者は、10日と11日に30人台となったあと、21日には10人台に減りましたが、22日には再び20人台に増えました。
梨泰院のナイトクラブから始まった集団感染がカラオケなどを介して地域社会に広がっているうえ、海外流入が続いているためとみられています。
死者はゼロで、264人のままとなっています。
韓国では高校3年生の登校が始まっており、朴凌厚（パク・ヌンフ）保健福祉部長官は22日、特に学校周辺にあるカラオケやネットカフェなど感染のリスクが高い場所への訪問を控えるよう呼びかけました。