新型コロナウイルスの地域社会での感染拡大に対する懸念が高まっている中、高校3年生に続き、小中学校と幼稚園の登校授業も予定通り行われることが分かりました。
兪銀恵（ユ・ウネ）教育部長官は24日に行われた記者会見で、「27日からの登校授業を予定通りに行う」と明らかにしました。
そのうえで、「全国17の市・道に同じ基準を適用する一方で、感染拡大の危険性が高い地域にある学校は、分散登校を推進するため、登校する生徒の数が、全校生徒の3分の2に達しないように勧告する」と述べました。
一方、子どもたちを学校に送るのはまだ不安だという保護者は、学校側に『校外体験学習』として家庭で学習を行うと伝え、計画書と報告書を提出すれば、子どもたちを学校に登校させなくても出席を認めるということです。
韓国では、高校3年生が20日から登校授業を始めたのに続き、高校2年生と中学3年生、小学1、2年生、幼稚園生は27日から、高校1年生と中学2年生、小学3、4年生は6月3日から、中学1年生と小学5、6年生は、6月８日から登校授業を開始します。