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政治

金正恩委員長、党軍事委で核抑止力強化について議論

Write: 2020-05-25 10:07:16Update: 2020-05-25 12:09:48

金正恩委員長、党軍事委で核抑止力強化について議論

Photo : YONHAP News

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が、朝鮮労働党・中央軍事委員会の拡大会議を開き、核戦争の抑止力の強化などについて議論したと、24日、朝鮮中央通信が報じました。
中央軍事委員会拡大会議が開かれた正確な日にちは明らかにしていませんが、金委員長の公開活動が報じられたのは、今月1日に中部の平安南道順川(スンチョン)にある肥料工場の完工式に出席したとされて以来、およそ22日ぶりのことです。
朝鮮中央通信によりますと、拡大会議では、「核戦争の抑止力を一層強化し、情勢が目まぐるしく変化する状況の中で戦略武力を行使するための新たな方針」が示されたということです。
北韓は、年末に開かれた労働党の全員会議を通じて、「アメリカの核の脅威を制圧し、われわれの長期的な安全を担保する強力な核抑止力の経常的な動員体制を常時かつ安定的に維持する」と強調しましたが、その後、核武装や核の抑止力に関する言及はありませんでした。
アメリカとの非核化交渉がこう着状態にある中、自力更生や正面突破を強調している北韓が、実際に何らかの新たな準備に乗り出すのか、それとも核を放棄しないという対外向けのメッセージなのか、注目されます。
一方、今回の拡大会議では、軍幹部のなどの人事も行われました。
北韓のミサイル開発などを主導してきた李炳哲(リ・ビョンチョル)党副委員長が、党中央軍事委員会の副委員長に選出されました。
また、朴正川(パク・ジョンチョン)人民軍総参謀長は次帥に、鄭京擇(チョン・ギョンテク) 国家保衛相は大将に昇格したということです。

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