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政治

文大統領 「登校授業は生活防疫の成否の試金石」

Write: 2020-05-26 15:10:56Update: 2020-05-26 15:40:39

文大統領 「登校授業は生活防疫の成否の試金石」

Photo : YONHAP News

本格的な登校授業の開始を控えて、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は26日、「登校授業は、生活のなかでの防疫措置が成功するかどうかの試金石になる」として、生活防疫の徹底を呼びかけました。
文大統領は26日、大統領府青瓦台で閣議を開き、そのなかで「高校3年生の登校授業が先週始まったのに続いて、小中学校、高校の各学年で順次登校授業が始まる。校内で衛生ルールを徹底して守るだけでなく、学校の外でも生活のなかでの防疫を怠ってはならない。生活防疫が成功するかどうかの試金石になるだろう」として注意を呼びかけました。
今月20日には高校3年生の登校授業が始まっていますが、これに続いて27日からは高校2年生、中学3年生、小学1、2年生の登校授業と幼稚園の通園が、また来月3日から高校1年生、中学2年生、小学3、4年生、来月8日からは中学1年生、小学5、6年生の登校授業が順次始まります。
文大統領は、「不安がぬぐえない状況で子どもを登校させる親の気持ちは十分理解している。子どもたちが健康に学校生活を送れるよう、準備に万全を期す」と強調しました。
また「集団感染の散発的な発生から見られるように、新型コロナウイルス感染症が終息するまで、われわれは常に感染のリスクにさらされている。このようなリスクはワクチンが開発されるまで続く可能性がある。われわれの防疫能力と蓄積された経験からみて、新たな日常に十分適応できると信じている」と述べました。
一方、ソウル江西(カンソ)区の美術教室や幼稚園などで新型コロナウイルスの感染者が確認されたことで、近くの11か所の小学校や幼稚園の登校・登園授業が延期されるなど、各地で児童や教師の感染による登校・登園授業の延期が相次いでいます。

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