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政治

国連軍司令部 「DMZでの銃撃、南北とも休戦協定に違反」

Write: 2020-05-27 09:39:31Update: 2020-05-27 15:41:55

国連軍司令部 「DMZでの銃撃、南北とも休戦協定に違反」

Photo : YONHAP News

今月3日、北韓軍がDMZ=非武装地帯で韓国側の監視所を銃撃し、韓国軍が警告射撃を行った問題で、調査を行ってきた国連軍司令部は26日、南北双方が休戦協定に違反したとの調査結果を発表しました。
国連軍司令部は、事件の経緯について、今月3日午前7時41分に、DMZの北韓監視所から韓国側監視所に向かって4発の銃撃があり、韓国軍が32分後、北韓監視所に向け射撃を行い、銃撃中止を求める警告放送を2回行ったことが確認されたと説明した上で、北韓軍と韓国軍の銃撃はいずれも休戦協定違反に当たるという見解を示しました。
北韓軍が韓国軍の監視所に4発の銃撃を加えたことについて、国連軍司令部は、北朝鮮側の協力を得られなかったとして「銃撃が故意によるものか、誤射などのミスだったかは判断できなかった」と説明しました。
国連軍司令部がDMZで起きた銃撃事件に対する調査結果を公表するのは異例のことです。
今回の調査結果について、韓国の国防部は「北韓軍の銃撃に対する実際的な調査がなかったにも関わらず、調査結果が発表されたことは遺憾だ」とコメントしました。そのうえで、「韓国軍は北の軍の銃撃に対し、マニュアルにしたがって適切に対応した」として、当時の韓国軍の対応に問題はなかったという立場を改めて強調しました。

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