地球温暖化の影響で韓半島が亜熱帯地域となったことで、韓国南部での亜熱帯作物の栽培面積も大きく増加していることがわかりました。
農村振興庁が27日に発表したところによりますと、ことし4月の時点で、亜熱帯作物の栽培面積は311ヘクタール、生産量は5697トンで、主にマンゴー、パッションフルーツ、バナナなどの果物やゴーヤー、ウコンなどの野菜が生産されているということです。
とくにマンゴー、パパイア、ドラゴンフルーツ、オリーブの栽培面積は、ここ3年で10倍以上も増加しました。
農村振興庁によりますと、亜熱帯作物は伝統的な作物よりも単位面積当たりの所得が高く、栽培にかかるコストも低いことから、栽培する農家が急増しているということです。
韓国産の亜熱帯作物は品質も優れていて、海外からの輸入品より信頼できるとされ、国内での需要は伸びているということです。