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社会

新たな感染者79人 物流センターで集団感染

Write: 2020-05-28 17:28:29Update: 2020-05-28 19:04:26

Photo : YONHAP News

新型コロナウイルスの感染拡大が一時収まっていた韓国では、ソウル郊外の物流センターで集団感染が発生し、新たな感染者が再び急増しています。
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は、28日午前0時の時点で前の日より79人増えて、1万1344人となりました。
保健福祉部の朴凌厚(パク・ヌンフ)長官は28日、中央災害安全対策本部の会議で、「富川(プチョン)の物流センターに関連して、今日まで69人の感染者が発生した」として、「首都圏を中心に職場、学習塾、カラオケ、居酒屋など感染経路が多様化している」と明らかにしました。
富川にあるインターネット通販サイト「クーパン」の物流センターでは、23日に初の感染者が確認されてから、26日までに14人に感染が確認され、27日に感染者が急増しました。
感染者にの中には、物流センターでアルバイトをしたコールセンターの従業員も含まれていますが、このコールセンターは1600人が勤務する国内最大規模で、さらなる感染拡大が懸念されています。
新たな感染者が70人台を記録したのは、先月5日以来、53日ぶりです。
集団感染が発生した富川では、高校3年生を除いて、27日に予定されていた高校2年生以下の登校開始を251校が延期したということです。
これを受けて政府は、首都圏の防疫を強化するため、6月14日まで首都圏の公共部門の多目的施設の運営を中止し、遊興施設は利用を自粛するよう求めました。
また、政府は、1日あたりの新たな感染者の数が今後2週間平均で50人を上回る場合、現在の『生活防疫』から『社会的距離の確保』に戻る可能性があると発表しました。

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