これからは、インターネットで両替を申し込み、自宅で外貨を受け取ることができるようになる見通しです。
政府は4日、革新成長戦略会議を開き、両替サービスや海外送金に関する改革案を発表しました。
まず、両替と送金業務の委託が全面的に認められるようになります。
これにより、銀行が宅配業者や航空会社、駐車場運営会社などに両替事務を委託すれば、証明書の発行を必要としない1回2000ドル以下については、消費者はネットで両替を申し込んだあと、宅配便で自宅で受け取ることができるほか、航空会社のチェックインカウンターや免税店の駐車場で受け取ることもできるようになります。
また、消費者が家の近くの郵便局やATM=現金自動預け払い機などを利用して海外に送金することもできるようになります。
このほか、フィンテック企業と顧客が口座を介してのみ取引できるようにした規制をなくすとしています。
これにより、口座を持たずにフィッテック企業を利用する顧客も、ATMや銀行の窓口で取り引きできるようになり、韓国に口座を持たない外国人観光客などがより便利に両替サービスを利用できるようになる見通しです。