韓国プロバスケットボールリーグ(KBL)で、1997年のリーグ発足以来初めて、日本人選手がプレーすることになりました。
原州DBプロミが16日、発表したところによりますと、日本プロバスケットBリーグ1部(B1)の京都ハンナリーズの中村太地選手(22)と年俸5000万ウォンの1年契約を結んだということです。
中村選手は身長190センチのガードで、日本代表として2018年のジャカルタ・アジア大会に出場しています。
今シーズンは41試合に出場し、平均6.3得点、2.1リバウンド、2.7アシストを記録しました。
韓国プロバスケットボールリーグは先月、各球団がアジア人選手1人を獲得できるアジア枠を設けました。
初年度は日本人だけに適用され、中村選手がその第1号となりました。
中村選手は、「韓国のアジア枠第1号となり光栄に思います。DBプロミのイ・サンボム監督の下でプレーでき、嬉しい。バスケットボールでの日韓交流に前向きな役割を果たせるよう最善を尽くします」と抱負を語りました。
中村選手は高校時代にイ・サンボム監督の指導を受けたことがきっかけとなって今回の移籍に繋がりました。