文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は、15週間ぶりに初めて50%割れとなり、与党「共に民主党」も20週ぶりに40%を割りました。
世論調査機関のリアルメーターがTBS=ソウル交通放送の依頼で、先月29日から今月1日までの3日間、1507人を対象に調査したところ、文大統領の国政運営に対する前向きな評価は、前の週に比べて3.9ポイント下がって49.4%でした。
一方、否定的な評価は3.4ポイント上がった46.1%でした。
支持率が低下したのは、北韓による南北共同連絡事務所の爆破などの影響で対北韓政策に対する不満が高まったことや、与党が院の構成で国会常任委員会の委員長ポストを独占したことなどが影響したと分析されています。
また、仁川(インチョン)国際空港公社の非正規雇用の正規雇用化などが物議を呼び、20代や30代、無党派層の支持率低下に繋がったとの見方も出ています。
この調査の信頼水準は95%、標本誤差は±2.5ポイントです。
詳しい調査の結果は、リアルメーターと中央選挙世論調査審議委員会のホームページで確認できます。