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文化

高麗時代の螺鈿漆器、日本から買い戻す

Write: 2020-07-03 11:44:13Update: 2020-07-03 14:36:31

高麗時代の螺鈿漆器、日本から買い戻す

Photo : YONHAP News

日本にあった高麗時代の螺鈿(らでん)漆器「螺鈿菊唐草文盒」が、韓国に買い戻されました。
韓国文化財庁は2日、高麗時代の螺鈿漆器「螺鈿菊唐草文盒」を去年12月に日本で入手したと発表し、メディアに公開しました。
貝殻の光沢部分をはめ込む螺鈿細工を施した盒、ふた付きの入れ物で、幅はおよそ10センチ、重さ50グラムと小ぶりで、菊の花弁と蔓模様が箱の回りを飾るように刻まれています。
高麗螺鈿漆器は高麗の美を代表する最高の工芸品とされ、現存するのは20点程度です。
今回日本から戻ってきたものと同じ文様で、完全な状態で残っているのは世界に3つしかないということです。
文化財庁によりますと、国外所在文化財財団が去年12月に、この螺鈿盒を日本の個人コレクターから購入したということです。
螺鈿盒は国立中央博物館に移され、今年12月22日から来年3月7日まで開催の特別展「古代の輝き、漆塗り」で公開される予定です。

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