新型コロナウイルスの首都圏以外での感染拡大が続いていますが、全羅南道(チョルラナムド)の金瑛録(キム・ヨンロク)知事は5日、3段階ある防疫措置レベルをもっとも低い第1段階の「生活の中での距離の確保」から第2段階の「社会的距離の確保」に1段階引き上げると発表しました。
金知事は、「首都圏や全羅北道に続いて、光州や全羅南道でも新型コロナウイルスが早いスピードで拡散している」としたうえで、「これ以上生活の中での距離の確保だけでは全羅南道を守ることができない厳しい状況だ」と述べました。
第2段回に引き上げられた後の防疫措置としては、室内では50人以上、屋外では100人以上の集まりが禁止されます。
また、幼稚園や小中学校の登園・登校を制限するかどうかも、関係当局が協議し、近く決めるということです。