朴元淳（パク・ウォンスン）ソウル市長が10日未明、ソウル市の山中で遺体で発見されました。
警察によりますと、9日午後5時すぎ、朴市長の娘から「昼過ぎに父親が遺言のような言葉を残して家を出た。携帯電話の電源が切られている」との通報があり、警察は、最後に携帯電話の信号が確認されたソウル市北部の山中を中心に捜索を行いました。
しかし10日未明、山中で遺体で発見されたということです。
朴市長は9日、体調不良を理由に市庁に出勤しませんでした。
ところで、朴市長の元秘書が市長からセクハラを受けたとして、最近、刑事告発したことが9日午後、明らかになり、警察は朴市長の死亡との関連を調べています。
朴元淳氏は弁護士出身で、2011年にソウル市長に初当選し、現在連続3期目で、与党「共に民主党」の次期大統領選の有力候補にも名前が挙がっていました。