韓国政府と自治体は、新型コロナウイルスの世界的流行の影響で、海外の生産工場をたたんで国内にUターンしようとする企業を誘致するため、支援を大幅に強化しています。
2014年にフィリピンに進出し、現地の工場で一部の製品を生産してきた鉄鋼加工製品メーカーは、最近、フィリピンの工場をたたんで、慶尚北道(キョンサンブクド)金泉(キムチョン)の産業団地に工場を移転することを決め、慶尚北道と投資協約を結びました。
2023年まで500億ウォンを投じる計画で、100人あまりの雇用が生まれます。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、海外の生産工場をたたんで、韓国にUターンした初めての企業となりました。
慶尚北道は、Uターン企業に対して賃貸専用の産業団地を優先して提供し、スマート設備を構築する場合、 自己負担を50%から10%に大幅に軽減するなど、海外からUターンする企業の誘致を積極的に進めています。