新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、就業者数は4か月連続で減少し、6月は去年の同じ月に比べて35万2000人減少したことが分かりました。
統計庁がまとめた雇用統計によりますと、6月の就業者数は、2705万5000人で、去年の同じ時期に比べて35万2000人減少しました。
製造業の就業者数が6万5000人減少したほか、建設業は6万2000人、宿泊・飲食業は18万6000人減少しています。
就業者数が4か月連続で減少したのは、グローバル金融危機に見舞われた2009年10月以降、10年5か月ぶりのことです。
一方、失業者数と失業率は、統計を取り始めた1999年以降、もっとも高い水準だということです。