中央防疫対策本部は15日、定例の会見で、ことし、新型コロナウイルス以外の、 主要感染症は、国内で発生していないと明らかにしました。
中央防疫対策本部は、新型コロナウイルス以外の主要感染症に、MERS=中東呼吸器症候群、エボラウイルス、ジフテリア、ペストを挙げています。 ことし世界中で確認されたMERS感染者は、61人で、このうち19人が死亡しました。エボラウイルスは、41人が感染し、17人が死亡、ジフテリアは、68人が感染し、3人が死亡、ペストは、3人が感染し、死亡者は出ていません。
中央防疫対策本部は、「危険地域の入国者に対する検疫を強化し、診断検査を実施することで、国内に感染症が流入することを、事前に遮断する」という方針を示しています。