文在寅(ムン・ジェイン)大統領は今週、夏休みに入る予定でしたが、集中豪雨によって首都圏と中部地方を中心に被害が相次いでいることを受け、休暇の日程を取り消しました。
大統領府青瓦台の報道官は3日、「文大統領は予定されていた夏の休暇の日程を取り消し、集中豪雨による被害に対応する」と発表しました。
休暇の新たな日程は、まだ決まっていないということです。
文大統領は2017年5月に就任して以来、毎年7月末から8月初めに夏休みを取ってきました。
しかし、集中豪雨による被害が相次いでいるうえ、今週も局地的に大雨が降ると予想されていることから休暇の日程を取り消したとみられます。
文大統領が休暇を取り消したのは、日本政府が貿易管理上の優遇措置を適用する「ホワイト国」から韓国を除外する方針を発表した去年の夏に続いて2回目です。