最大野党「未来統合党」は、政党に対する支持率で初めて与党「共に民主党」を上回りました。
世論調査会社のリアルメーターは、TBS=ソウル交通放送から依頼を受けて今月10日から12日まで全国の18歳以上の有権者2万8684人を対象にアンケート調査を行い、その結果を13日、発表しました。
それによりますと、未来統合党の支持率は前の週より1.9ポイント上がって36.5%となり、1.7ポイント下がって33.4%となった「共に民主党」を3ポイントあまり上回りました。
未来統合党の支持率が「共に民主党」を上回ったのは設立以来、初めてで、また、保守派政党が支持率で革新派政党を上回ったのも、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の弾劾以降、初めてです。
未来統合党の支持率が上がった背景には、政府の不動産政策が物議を呼び無党派層の支持率低下に繋がったことや、未来統合党が「共に民主党」の支持基盤とされる湖南(ホナム)地方の水害現場に積極的に訪れたことなどがあるとみられます。
この調査の信頼水準は95%、標本誤差は±2.0ポイントです。
詳しい世論調査の結果は、リアルメーターと中央選挙世論調査委員会のホームページで確認できます。
★2020年8月20日修正