首都圏を中心に新型コロナウイルスの集団感染が続き、新たな感染者数は20日ぶりに100人台となりました。
新型コロナウイルスの感染者は14日には、前の日より103人増えて、累計で1万1873人になり、113人を記録した7月25日以降で最も多くなっています。
中央防疫対策本部によりますと、新たな感染者103人のうち85人は国内での感染で、地域別には、ソウルで31人、京畿道（キョンギド）で38人、仁川（インチョン）で3人と、首都圏で合わせて72人となっています。
新たな感染者の数は、今月に入ってから20～40人台で推移していましたが、10日以降は、急速に増える傾向を示しています。
特に、教会や学校、大規模な商店街、ファストフードのチェーンで集団感染が発生しており、さらなる感染拡大が懸念されています。
防疫当局は、首都圏について、「社会的距離の確保」を現行の最も低い第1段階から第2段階に引き上げることを検討しています。
死者はゼロで、305人のままです。