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政治

「元徴用工問題は人権尊重の努力で未来に向けて協力しよう」 文在寅大統領

Write: 2020-08-15 12:43:53Update: 2020-08-15 20:35:58

「元徴用工問題は人権尊重の努力で未来に向けて協力しよう」 文在寅大統領

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は15日、独立記念日「光復節」の75周年記念式典の祝辞で、元徴用工問題について「韓国と日本が個人の人権を尊重しようと努力することこそ、両国間の未来協力の橋渡しになるだろう」と述べました。
元徴用工に対する賠償問題をめぐって、両国間で対立が続いている中、被害者の人権尊重という普遍的価値に対する共感をもとに対話の糸口を見出そうと日本側に提案したものと受け止められます。
文大統領は15日、ソウルの東大門デザインプラザで開かれた「光復節」の記念式典で演説しました。
このなかで文大統領は、元徴用工問題に触れ、「日本の植民地時代に徴用工として日本で強制的に働かされた4人の方たちが、2005年、日本企業に対し、損害賠償を求めて提訴したが、このうち3人が亡くなり、一人残されている」とした上で、「韓国の最高裁判所は1965年の韓日請求権協定の有効性を認めながらも個人に対する不法行為に対する賠償の請求権は消滅されていないと判断した。政府はこうした司法の判決を尊重し、被害者らも同意できる解決方法について日本政府と協議してきた」と説明しました。そして「韓国政府は問題解決のため、いつでも日本政府と向き合って話し合う準備ができている。今も対話の扉を開いている」と述べました。
また文大統領は、南北関係にも言及し、「南北の協力こそ、ともに核と軍事力に頼らない最高の安全保障政策だ」と強調し、新型コロナウイルスなど伝染病に対する防疫や離散家族の再会事業、鉄道連結事業を今後の課題としてあげました。
米朝関係や南北関係が停滞している中、まずはこうした面での協力を図ることで、韓半島平和プロセスを推進する意向を明らかにしたものとみられます。
ところで、ことしの式典は初めて東大門デザインプラザで開かれました。
ここは1925年、「京城運動場」として作られ、その後は、ソウル運動場、東大門運動場と名前が変わってプロ野球やプロサッカーの競技場として使われてきました。そして2014年に文化複合空間の東大門デザインプラザとして生まれ変わりました。
大統領府青瓦台は歴史的な意味と未来志向的なイメージをともに持っている象徴的な場所だと説明しています。

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