相次いだ台風の影響で、独島(日本でいう竹島)の埠頭施設に被害が出ています。
慶尚北道(キョンサンブクド)鬱陵郡(ウルルングン)によりますと、このほど相次いで韓半島を襲った台風9号と10号の影響で、独島では埠頭施設の手すりが壊れたり、石碑が風で飛ばされたりするなどの被害が出ました。
この埠頭は、観光客を乗せた船が接岸する場所で、独島の管理を担当する浦項(ポハン)地方海洋水産庁は、観光客の安全のため、補修工事が終わるまでは、旅客船の接岸を一時停止することにしました。
浦項地方海洋水産庁は「一刻も早く復旧作業を終えたいのはやまやまだが、本土から資材を調達しなければならない。秋と冬は悪天候が多いこともあって早期の復旧は難しい」と話しています。