韓国政府は、旧盆の秋夕(チュソク)の連休を含む今月28日から来月11日までの期間を「特別防疫期間」に指定し、社会的距離の確保措置をいまより強化する方針を明らかにしました。
中央事故収拾本部によりますと、政府は「特別防疫期間」に適用する具体的な感染防止措置の内容をまとめ、25日に発表するということです。
政府は今月27日までは、いまの「社会的距離の確保」措置の第2段階を維持し、今月30日から来月4日までの秋夕の連休を含めて帰省やUターンで移動が増える今月28日からの2週間は、新型コロナウイルスの感染が拡大しないよう第2段階より厳しい措置に強化するということです。
強化される措置の具体的な範囲や内容は、関係部処や自治体、生活防疫委員会など専門家の意見を聞いて、まとめることにしています。
中央事故収拾本部は、この期間は、秋に新型コロナウイルスが再び拡大するかどうかを決める岐路になると強調しました。