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政治

青瓦台「北韓を強く糾弾」 北方限界線での韓国人銃殺事件受けて

Write: 2020-09-24 17:20:56Update: 2020-09-24 18:12:55

青瓦台「北韓を強く糾弾」 北方限界線での韓国人銃殺事件受けて

Photo : YONHAP News

大統領府青瓦台は24日、NLL=北方限界線付近の海上で21日に行方がわからなくなっていた海洋水産部の韓国人の職員が、北韓側の海域で銃撃を受けて死亡したことを受けて、「北韓はこの事件に対する全ての責任をとり、真実を明らかにして、責任者を厳しく処罰すべきだ」として、北韓を強く糾弾しました。
青瓦台は24日、この事件を受けて、徐薫(ソ・フン)国家安全保障室長をトップとする国家安全保障会議(NSC)常任委員会会議を開催し、対応方針について議論しました。 
徐柱錫(ソ・ジュソク)青瓦台国家安保室第1次長は会見を行い、会議の結果について説明しました。
その中で徐次長は、「北韓の軍が全く武装せず抵抗の意思もない韓国国民を銃撃して殺害し、遺体を傷つけたことは、いかなる理由でも正当化できない」と非難しました。
また、「北韓の行為は、国際規範と人道主義に反するものだ。反人倫的な行為について謝罪し、再発防止に向けた明確な措置を取るべきだ」と求めました。 
さらに、「韓国国民が北韓軍の犠牲になったことに、深い哀悼を捧げる」としたうえで、「韓国国民の命と安全を脅かす北韓の行為には断固として対応する」と強調しました。
軍当局によりますと、海洋水産部所属の韓国人の職員は21日、小延坪島(ソヨンピョンド)から南におよそ2キロ、NLLからは直線距離で13キロの韓国側の海上で行方不明になりました。
その後、海軍や海上警察、海洋水産部が捜索を行ったものの、職員は見つからず、国防部は24日、職員が行方不明になった翌日の22日に職員が北韓側の海域で銃撃を受けて死亡した後、火葬されたことを確認したと発表し、北韓を強く非難しています。
統一部によりますと、北韓がことし6月に南北連絡事務所を爆破して以来、北韓と連絡する手段はなく、これまで北韓からの連絡はないということです。

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