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社会

北韓が射殺の韓国公務員は「北韓側に越境」 韓国海洋警察庁

Write: 2020-09-29 13:28:15Update: 2020-09-29 13:29:37

北韓が射殺の韓国公務員は「北韓側に越境」 韓国海洋警察庁

Photo : YONHAP News

北韓が軍事境界線付近の海上で韓国海洋水産部に所属する40代の公務員の男性を射殺した事件について、韓国海洋警察庁は、男性が自ら北韓側に越境したという見方を示しました。 
この男性は今月21日午前、韓国北西部の小延坪島付近で漁業指導船に乗って勤務中に行方不明となり、翌日22日夜になって北韓軍に射殺されました。
海洋警察庁が29日、発表した中間捜査結果によりますと、この男性は、北韓の海域で漂流していたのが見つかった当時、救命胴衣を着ていて、北韓側はこの男性の身元を詳しく把握していたということです。
またこの男性が北韓に亡命する意思を示した状況を確認したとして、漁業指導船から足を滑らせて海に落ちた可能性などは非常に低いと説明しました。
さらに海洋警察庁は、当時の潮の流れから漂流した場合の予測位置を分析した結果を公開しました。
当時の潮の流れを考慮すると、単なる漂流の場合は、小延坪島(ヨンピョンド)の南西側にいなければなりませんが、この男性が見つかった場所は、ここからはかなりの距離があり、人為的な努力なしにはそこまでたどり着くことはできないということです。
この男性が乗っていた漁業指導船の監視カメラは、この男性が行方不明になる前日の20日午前8時まで撮影されていて、行方不明になった手掛かりはつかめなかったということです。
韓国海洋警察庁と海軍は事件から9日目となる29日も、この男性の遺体の捜索活動を続けています。

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