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国際

訪米終えた韓国高官「終戦宣言の良い土台ができた」

Write: 2020-10-01 12:11:45Update: 2020-10-01 13:39:08

訪米終えた韓国高官「終戦宣言の良い土台ができた」

Photo : KBS

アメリカでの日程を終えた外交部の李度勲(イ・ドフン)韓半島平和交渉本部長は現地時間の30日、「終戦宣言の良い土台ができた」と述べました。
李本部長は先月27日から30日までの日程でアメリカ・ワシントンを訪問し、アメリカ政府で北韓担当特別代表を務めるビーガン国務副長官と会談したほか、アメリカの政府関係者らと協議しました。
李本部長は現地時間の30日、帰国を前にしてワシントン近郊の空港で、記者団から今回のアメリカ訪問に関する質問を受けたのに対し、「韓半島問題にかかわるアメリカの政府関係者たちと協議し、非常に意味のある実質的な対話ができた」と述べました。
また、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が国連総会の演説で言及した終戦宣言については、非核化に向けた議論の大きな範疇に含まれるとの認識を示し、「今後の議論に向け、さらに良い土台がつくられた」と述べました。
アメリカの大統領選挙を1か月後に控えた10月に、米朝対話が再開される可能性については、「様々なことを準備している」と答えました。
ただ、問題は北韓の反応ですが、北韓のキム・ソン国連大使は文大統領が提案した終戦宣言について「何も言及することがない」としており、韓国人男性が北韓軍に射殺された事件についてもコメントしていません。
キム大使は、現地時間の29日にアメリカ・ニューヨークで開かれた国連総会で演説し、「命をかけて守ってきた尊厳を売るわけにはいかない」と述べていて、経済支援を受けるために核兵器を手放すわけにはいかないとする北韓の意思を示したとの見方が出ているだけに、今後北韓をどうやって対話の場に導き出すかが最大の焦点となりそうです。

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