国民健康保険公団は18日、新型コロナウイルスの検査と治療にかかる費用が、ことし12月までに合わせて3203億ウォンに達するとの推計を発表しました。
この3203億ウォンのうち、健康保険公団が2463億ウォン、政府は740億ウォンを負担することになるということです。
新型コロナの検査費は、1回あたり8万から16万ウォンで、ことし1月から9月まで検査にかかった費用は、累計で1690億ウォンでした。
重症患者の入院費や治療費は一人当たりおよそ1000万ウォン、軽症患者が生活治療センターを利用する際の費用は、一人当たりおよそ72万ウォンだということです。
ただ、健康保険に加入している韓国人と外国人の場合、新型コロナの検査と治療にかかる費用の8割を健康保険公団が、2割を政府が負担するほか、健康保険に加入していない人や滞納者の場合も、政府が全額負担しているため、患者の負担はないということです。
また、海外から入国する外国人は、相互主義の原則にもとづいて、出身国が韓国人の治療費をどれだけ支援しているのかを考慮して、それに応じて韓国の保健当局も治療費を支援しています。