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経済

英フィッチ「韓国銀行、政策金利さらに引き下げる可能性も」

Write: 2020-10-20 08:43:11Update: 2020-10-20 11:15:47

英フィッチ「韓国銀行、政策金利さらに引き下げる可能性も」

Photo : YONHAP News

イギリスの格付け会社、フィッチ・レーティングスは、韓国銀行が年内に政策金利をさらに引き下げる可能性があるとの見通しを示しました。
フィッチの韓国の格付け担当理事は19日、オンラインで開かれた韓国経済に関するセミナーで、「韓国銀行は、ことし政策金利を70ベーシスポイント(1bp=0.01%)引き下げ0.5%として、流動性支援や外貨市場の安定化のために努力した。現状に満足しているとみられるが、さらに引き下げる余力はある」として、「2020年にもう一度、政策金利を25ベーシスポイント引き下げる可能性がある」との考えを示しました。
一方で、「低金利を長期間、維持すれば家計の負債に負担が生じ、このような影響は現在の不動産価格にも表れている」と指摘しました。
また、政府が国家債務の増加を受けて、財政の健全化のために導入を決めた「韓国型財政準則」については、「政府が今後、債務をどうやって管理していくかを示すもので、前向きなシグナルだ」と評価しました。
フィッチは今月初め、韓国の格付けを上から4番目に高い「AAマイナス」に据え置き、見通しを「安定的」としました。
担当理事は、「韓国経済の成長が鈍化し、経済指標が悪化したが、これはグローバルショックであって韓国に限ったことではない」として、「韓国の指標は、ほかの国に比べて比較的良好だ」と説明しました。

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