新型コロナウイルスの感染拡大で、観光業界の業績が大きく落ち込んでいるなか、韓国政府は、秋の旅行シーズンを迎え、「安全な国内旅行」をPRするキャンペーンを行う方針を示しました。 
文化体育観光部は21日、新型コロナの感染予防措置、「社会的距離の確保」が第1段階に引下げられたことや、旅行需要が高まっていることを受け、感染予防ルールを順守しながら旅行する「安全旅行キャンペーン」を行うと発表しました。
文化体育観光部は、小人数で行ける混雑しない観光地のほか、非対面での観光を楽しめる観光スポット100カ所をPRする考えです。
28日には、専用のホームページを立ち上げ、通信、交通、クレジットカードの利用状況などのビッグデータを基に、混雑度が低い観光地を紹介するサービスも行います。
文化体育観光部は、年末までに、観光業界を対象にした400億ウォン規模の事業資金の追加融資を決めていて、観光業界の活性化に向け取り組んでいます。