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政治

与党代表 駐韓日本大使に福島処理水の情報公開を要請

Write: 2020-10-22 14:00:24Update: 2020-10-22 15:23:04

与党代表 駐韓日本大使に福島処理水の情報公開を要請

Photo : YONHAP News

与党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナギョン)代表は、富田浩司韓国駐在日本大使と面談し、東京電力福島第1原発で発生する放射性物質トリチウムを含む処理水の処分についての情報公開を要請しました。
李代表は22日、国会で富田大使と面談したあと記者団に対して、「福島第1原発の汚染水処理について、すべての情報を透明に公開すべきであり、国際社会の同意を得ながら事を進めるべきだというメッセージを伝えた」と明らかにしました。
李代表によりますと、富田大使は、「日本政府の方針が決定したわけではないが、韓国の懸念はしっかりと認識している。李代表の要請は政府に伝える」と答えました。
富田大使はまた、「IAEA=国際原子力機関も処理水の放流について、技術的に可能であり、国際的な慣例に沿ったものだという立場を示している」と述べたということです。
このほかにも李代表は、「韓日両国の協力に対する異議はあり得ない。大使とわれわれが共同の目標を持って、共に努力していくことを願う」との考えを伝えました。
これを受けて富田大使は、「両国関係の重要性に強く共感する。菅首相の新政権発足などをきっかけに両国の関係改善に向けて努力する」と答えたということです。
一方、韓日首脳会談開催の可能性について、共に民主党のチェ・イノ首席報道官は、「(今回の面談で)そのような話題には触れなかったが、韓日関係における突破口を開くうえで、李代表の外交的な役割に対する期待はあった」と語っています。
チェ報道官によりますと、李代表は、南北首脳会談などの機会があるたびに北韓に対して日本の拉致問題に言及したと伝え、富田大使は韓国側の協力を呼び掛けたということです。

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