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政治

サムスングループ会長の死去 政界からも追悼の声相次ぐ

Write: 2020-10-26 12:38:50Update: 2020-10-26 18:47:35

Photo : YONHAP News

韓国最大の財閥サムスングループの創業家2代目、サムスン電子の李健煕(イ・ゴニ)会長が25日、亡くなったことを受けて、政界からも死去を悼む声が相次いでいます。
大統領府青瓦台の盧英敏(ノ・ヨンミン)秘書室長は、葬儀場を弔問し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領からのお悔やみのメッセージを伝達しました。
文大統領はメッセージで、「故李会長は、半導体産業を韓国の代表的な産業として育てあげた。李会長のリーダーシップは、厳しいいまの時代の模範となり、大きな勇気を与えてくれる」と述べています。
与党「共に民主党」も、「故李会長は韓国の経済成長の礎を築いた主役だった」と評価し、冥福を祈りました。
その一方で、「サムスングループは超一流企業を標ぼうしたが、ときには超法規的な存在でもあった。不正なインサイダー取引や政治と経済の癒着など、故人が残した負の遺産は清算されるべきだ」と指摘しました。
最大野党「国民の力」は、「故李会長は半導体や携帯電話など先端分野でサムスングループが世界一のグローバル企業になる土台を築いた。超一流企業に向けた故李会長の努力と革新的な精神は分野を問わず鏡となった」と評価し、故人を悼みました。
サムスングループ側は、「家族だけで葬儀を執り行い、そのほかの弔問客は謹んでお断りする」と案内しましたが、通夜となった25日は、深夜まで財界や政界からの弔問が相次ぎました。 
出棺は28日の予定で、父でサムスングループの創業者、李秉チョル(イ・ビョンチョル)氏と母のパク・ドゥウル氏が眠るソウル郊外、龍仁(ヨンイン)の墓地に埋葬されるとみられます。

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