生物学を専攻する大学生らで作る調査チームが、忠清南道(チュンチョンナムド)の鶏龍山(ケリョンサン)で行った調査で、絶滅危惧種を含む70種の野生生物の生息を新たに発見したことがわかりました。
鶏龍山国立公園によりますと、大学生らで作る調査チームが、ことし6月から4か月間、鶏龍山に生息する昆虫や動物などの調査を行ったところ、これまで生息が確認されていなかった野生生物70種の生息を新たに発見しました。中には、絶滅危惧種に当たるヒメダイコクコガネも含まれていたということです。
鶏龍山国立公園の関係者は、「次世代の専門家ともいえる大学生たちが、これまで調査が進まなかった鶏龍山の生物の生態価値を高めてくれた」と評価しました。