文在寅(ムン・ジェイン)大統領は28日、国会で行った施政方針演説で、2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにするカーボンニュートラル(炭素中立)を目指すと表明しました。
文大統領は、来年度の予算案を説明する国会の施政方針演説で、国際社会とともに気候変動に積極的に対応するとして、2050年までに温室効果ガス=CO2二酸化炭素の排出と吸収をプライマイナスゼロにするというカーボンニュートラルを目指す方針を示しました。
カーボンニュートラルの実現に向け、来年度には、温暖化対策に関連して8兆ウォンの予算を投じ、環境に配慮した新しい産業づくりに取り組むほか、燃料電池車など次世代のエコカー普及などを進める計画です。