KBO=韓国野球委員会は29日、11月1日から始まるポストシーズンで、観客入場の上限を、収容可能人数の50%に拡大することにしたと明らかにしました。
KBOは、文化体育部と防疫当局との協議を経て決めたとしたうえで、「レギュラーシーズンより一層強化した感染防止対策を実施する」と述べました。
観客は、防疫当局が定めた基準を満たすマスクを着用することが義務付けられ、それ以外のマスクを着用した人や、マスクの代わりにスカーフを着用した人は、入場を拒否されます。
レギュラーシーズンで認められなかった応援団は、ポストシーズンでは認めるとしていて、応援団の規模は小規模にし、感染拡大が懸念されない範囲での応援のみ可能だということです。
KBOは、観客や選手、関係者が安全にポストシーズンを楽しめるよう最善を尽くしたいとしたうえで、「野球ファンの皆さんも感染防止策を順守するようお願いしたい」と呼びかけました。
韓国プロ野球は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、5月に無観客で開幕し、7月には、収容可能人数の25%を上限に、観客の入場を認めましたが、全国的に感染が広がったことから、8月中旬に無観客試合に戻しました。その後、10月13日にから、収容可能人数20%を上限に、観客の入場を再開しました。