韓国最大の観光・ショッピングイベント「コリアセールフェスタ」が11月1日から15日まで過去最大規模で行われ、この期間中、参加各社の売り上げがそろって拡大したことがわかりました。
産業通商資源部は20日、ことしの「コリアセールフェスタ」の成果を発表しました。
それによりますと、「コリアセールフェスタ」の期間中のクレジットカードの利用額は37兆4000億ウォンと、去年の同じ期間に比べて6.3％増えました。
参加各社の売り上げも大きく伸び、期間中、韓国の完成車メーカー5社の国内での一日平均の販売台数は7074台で、去年の同じ期間に比べて31.9％増えました。
なかでも、エコカーは、一日平均997台売れ、去年に比べて2.6倍に増えました。
電子製品の売上高は6600億ウォンで、去年に比べて39.5％伸び、スマートフォンの販売台数も、コリアセールフェスタ実施前に比べて4.4％増えました。
小売業界の売上も全体的に拡大し、主なオンラインショッピングモール8社の売上高は3兆1900億ウォンで、去年に比べて27％増えました。
コンビニエンスストアの売上高は3.9％、デパートは5.4％、大型スーパーマーケットは1.4％伸びています。
イベント期間中に海外での販路開拓を目指して行われた「オンライン韓流商品展」には、1400あまりの中小企業が参加し、化粧品や医療機器、食品などの分野で合わせて1145件、1万2576万ドル規模の輸出商談が行われました。