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政治

文大統領「コロナ克服には国家間の連帯が重要」 G20首脳会議で

Write: 2020-11-22 09:25:40Update: 2020-11-22 09:47:00

文大統領「コロナ克服には国家間の連帯が重要」 G20首脳会議で

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は韓国時間で21日夜、テレビ会議形式で開催されたG20=主要20か国首脳会議に出席し、新型コロナウイルスを克服するためには、国家間の連帯と協力が重要だと強調しました。
文大統領は、会議初日の21日に「パンデミックの克服、成長と雇用の回復」というテーマで開かれた第1セッションで発言し、こうした見解を表明しました。
会議の中で、文大統領は、「新型コロナウイルスの完全な終息のためには、ワクチンや治療薬の公平な分配、普及が重要だ」として、WHO=世界保健機関が進める分配計画(ACT-A)などWHOのイニシアティブを評価しました。
また、韓国も開発途上国に対するワクチンの普及に緊密に協力すると約束しました。
一方、文大統領は、世界経済の不確実性は依然高く、そのためにも国際社会の連帯と協力が重要だと強調しました。
特に文大統領は、韓国が提案した「企業家などの国境間の移動を円滑化する方策」を模索することでG20首脳が合意したことに歓迎の意を示しました。
また、文大統領は、新型コロナウイルスによる経済的ダメージについては、各国の拡張的財政政策や低所得国の債務償還の猶予などがダメージの回復に効果があったと振り返りました。
その上で韓国の場合、「防疫と日常」を共存させながら、国境や地域を封鎖させることなく、貿易と投資を続けた結果、第三四半期のGDP=国内総生産がプラスに転じたと語りました。
また、韓国政府の4回に渡った財政投入で「韓国版ニューディール政策」を進めていると紹介しましいた。
「韓国版ニューディール政策」は、新型コロナウイルスの感染拡大による景気低迷から抜け出すために韓国政府がことし7月に発表したもので、デジタル産業や環境分野などを軸に投資や雇用創出を目指しています。
今年のG20は、新型コロナウイルスの影響で、21日から2日間の日程でテレビ会議形式で開かれ、文大統領のほか、アメリカのトランプ大統領、中国の習近平国家主席、日本の菅義偉首相らがオンラインで参加しました。

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