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政治

文大統領「長期低炭素戦略を年内にまとめる」 G20首脳会議で表明 

Write: 2020-11-23 14:55:39Update: 2020-11-23 15:39:58

文大統領「長期低炭素戦略を年内にまとめる」 G20首脳会議で表明 

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、G20サミット=主要20か国の首脳会議の一環として開かれた環境問題をテーマにした会合でビデオ演説し、2050年までに、温室効果ガスの排出をゼロにする「カーボンニュートラル」に向けた長期低炭素戦略を年内にまとめ、国連に提出する方針を示しました。 
G20サミット=主要20か国の首脳会議は、22日夜から23日未明にかけて2日目の会議がテレビ会議形式で開かれ、初日に続いて、文大統領のほか、日本の菅総理大臣、アメリカのトランプ大統領、中国の習近平国家主席らがオンラインで出席しました。
会議で文大統領は、「2050年カーボンニュートラル」に向けた長期低炭素戦略を年内にまとめ、国連に提出する方針を示しました。
また「韓国は国家発展戦略として韓国版ニューディールを進めている。その柱となるのがグリーンニューディールだ。低炭素にもとづく経済・産業パラダイムを構築し、人類が新型コロナウイルス感染症や気候変動の危機を持続可能な正常な状態に変えられるよう、経験を積極的に共有する」と述べ、韓国が責任ある中堅国として先進国と途上国の橋渡し役をすると強調しました。
さらに、国際社会の協力を導き、緑の気候基金やグローバル・グリーン成長研究所などを通じて途上国を支援すると述べました。
文大統領は、「気候変動への共同の対応は、感染症をはじめ人類が生存を維持する道だ。G20が協力を通じて人類の進むべき道を示すことを期待する」と呼びかけました。
文大統領をはじめトランプ大統領や習近平国家主席らG20の首脳は、新型コロナウイルス感染症の治療薬やワクチンの公平な普及に向けて全力を尽くすことで一致しました。
サウジアラビアが議長国を務めたG20首脳会議は23日未明、首脳宣言を採択し、2日間の日程が終わりました。

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