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経済

対日貿易赤字が増加の兆し 不買運動が下火になった影響か

Write: 2020-11-26 11:37:25Update: 2020-11-26 11:47:12

対日貿易赤字が増加の兆し 不買運動が下火になった影響か

Photo : YONHAP News

日本製品に対する不買運動の影響で去年、日本に対する貿易赤字幅は16年ぶりに最小を記録しましたが、不買運動が下火となり赤字幅が再び拡大する兆しを見せています。
韓国貿易協会によりますと、ことし1月から10月まで韓国は対日本の貿易で165億6000万ドルの赤字となって、赤字幅は前の年の同じ時期の164億2000万ドルに比べて増加しました。
この期間、日本への輸出は、前の年の同じ期間に比べて13.0%減少した206億3000万ドルで、輸入は7.3%減った371億9000万ドルでした。
韓国にとって日本は最大の貿易赤字国で、2004年から毎年200億から300億ドル規模の貿易赤字となっていました。
ところが去年は、日本政府がの韓国向け半導体材料の輸出管理を強化して以降、不買運動によって日本製品の輸入が大きく減少し、赤字幅は2003年以来、最低となる191億6000万ドルまで縮小しました。
ただ、不買運動の対象となった日本産の消費財の輸入が少しずつ増えていて、赤字幅が再び拡大しつつあります。
日本の財務省が18日に発表した10月の貿易統計によりますと、日本から韓国への自動車輸出は去年10月より90%増加しました。
また13日、ユニクロが海外の有名デザイナーとコラボレーションした新商品を発売した際には、店舗の前に行列ができたことで注目を浴びました。
一方、韓国や日本、中国、それに、ASEAN=東南アジア諸国連合など15か国によるRCEP=東アジア地域包括的経済連携が15日、首脳会議で正式に締結されたことで、経済界では韓日間の貿易量も徐々に増加するだろうとの見方が出ています。

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